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はじめに
2024-06-08 から 2024-06-09 にかけて開催された ScalaMatsuri 2024 に参加した。
Day 2 には当日参加できなかったため、day 2 のセッションの感想は YouTube にアップロードされたアーカイブ動画を観て書いている。
セッション感想
特に印象に残ったセッションを、day 1 と day 2 で一つずつ選んだ (タイトルと登壇者名は 公式ホームページの「プログラム」 から引用)。
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Scala to WebAssembly: 動機と方法 (Rikito Taniguchi さん)
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最近 WebAssembly の処理系を作った こともあって、気になっていたセッションです。私の処理系は WasmGC proposal を実装していないので動かせないのですが、いつかサポートして動かしてみたいですね。
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作って学ぶ Extensible Effects (Kory さん・hsjoihs さん)
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今回一番楽しみにしていたセッションです。Day 2 当日は参加できず、後日アーカイブ動画を視聴したのですが、期待を裏切らない濃厚なセッションでした。後日開かれた NB-Scala レトロスペクティブ (非公式後夜祭) の発表も拝聴したのですが、どちらも非常に面白かったです。
その他感想
- 良い会場だった。よく取り沙汰されるスライドの文字サイズの問題は、巨大なスクリーンを用意することで解決するという発見があった
- ランチにお弁当が用意されており、おいしかった (参考画像)
おわりに
私が Scala を書いたり追ったりしていたのは Scala 2 の頃で、Scala 3 はほとんど浦島太郎状態だったのだが、非常に楽しく面白いイベントだった。 イベントに触発されて、長らく塩漬けになっていた Scala 製の趣味プロジェクトを久しぶりに触っているのだが、これもまた楽しい。
ScalaMatsuri 運営の皆さま、スピーカーの皆さま、スポンサーの皆さま、最高のイベントをありがとうございました!次回も楽しみにしています。